BUSINESS事業案内

技術開発事業

TECHNOLOGY DEVELOPMENT

技術開発事業

大切な人を守るというプロ意識を持って、
正しい判断を下すため、慎重に評価を重ねます。

自動車用シートの強度・安全性や乗り心地などの実験を担当。携わった製品を市場に出して問題がないか、精密に評価をします。シート着座時や衝突時に大切な人を守るというプロ意識を持って慎重に判断を下しています。

TBエンジニアリング 技術開発の強み

  1. 微小な誤差も許さず、マイクロメートル単位までこだわる実験の正確さ。
  2. 妥協なき結果に裏付けられた、不動の評価。
  3. 数値化できないシートの乗り心地、快適性までも追求、評価。

主な業務内容

実験開発業務

車両衝突モード模擬試験

車が衝突した際の、人体への影響やシートの損傷状態を調べる試験です。ダミー人形を搭載させ車両衝突模擬試験を行い、高速度カメラの映像や測定器のデータを解析します。事故発生時の衝撃を緩和させることで、かけがえのない人命を守るために行います。

ヘッドレストの損傷等確認試験

車両が衝突したり、追突されたりした時の、ヘッドレストの動きや損傷を確認する試験です。人体頭部を模した試験機を打ち付けて、ヘッドレストの移動量や損傷の度合い、周辺部品や関連部位への影響を調べます。人体の中でも特に保護が必要な頭部を守るために行います。

シート乗り心地評価試験

経験を積んだ専門の試験官が車両に試乗して、シート着座時の疲労感や違和感、姿勢の変化などを官能評価します。このほか、測定器を用いてシートの硬さや圧力分布を調べます。長時間でも快適にドライブできるような着座姿勢を確保するために行います。

デジタルエンジニアリング業務

従来は図面にて行っていた製造工程のレイアウト検討、工程順序の検討、作業性の検証、物流(納品、出荷計画など)といった生産準備工程を、デジタルツール(VRシステム、GP4、WITNESSなど)を利用したシミュレーション、高精度な検討を通じて、業務の大幅な効率化、課題の早期発見・解決、手戻りの防止を推進します。

技術支援業務

3次元CADソフト「CATIA」

自動車の設計時に欠かすことのできない3次元CADソフト「CATIA」。このソフトによる製図応援をするほか、操作方法の教育も行います。TBエンジニアリング独自の研修プログラムによって、「CATIA」をまったく使ったことがない初心者でも、設計の最前線で役立つ人材に育てます。

材料データ調査

自動車の各部品にはどんな材料が使用されているのか、製造元までさかのぼり、時間をかけて成分調査を行います。材料に含まれる化学物質がヨーロッパなどの環境基準に適合しているかどうかチェックするなど、品質の管理・向上に役立てています。

ベンチマーク

TBエンジニアリングが関わる製品と競合する他社製品の性能や快適性、使いやすさなどを比較調査するのが「ベンチマーク」。ライバルと比べて、自社製品が勝っている点、劣っている点を正確に分析し、開発に役立てます。ここで収集した生きた情報は、新製品開発の第一歩。ライバル製品に打ち勝つためのコンセプト作りや戦略の立案のための重要な判断材料となります。

技術標準

設計技術や評価・試験技術など、業務を通じて培ってきたノウハウを蓄積し活用するため、情報の管理を行います。具体的にはマニュアル文章として整備し、データベースで一元的に管理を行います。データベース内の情報はこちらで常に更新しているため、エンジニアは最新の情報をいち早く活用し、技術開発に役立てることができます。

出図管理

開発部門が扱うすべての機密情報(図面、帳票等)が集まり、客先・後工程に対し、機密情報の精度向上と登録・送付・管理に至る一連の機密情報物流をタイムリーに提供しています。また、技術指示書などの機密情報の精度向上と管理・展開を行います。
出図管理チームが関所となり、前工程の情報の精度を高め後工程へ情報を提供します。

ENGINEER VOICE

エンジニアボイス

TBエンジニアリングの技術力

デジタルエンジニアリング スマプロ(VR)業務

VR技術を駆使して、生産性の向上へ。
より良い検証ができないか、常にアンテナを張り巡らせる。

T.M 技術開発部 技術開発室 スマプログループ

VRなどの最新技術を使って生産性の向上を目指すのが、私たちの役割です。仮想空間で工場内を再現し、作業者の動きや各工程の問題点など、これまでは現場でしか確認できなかったことを画面上で確認。特に、まだ製品も設備も何もない、という状況でシミュレーションしたいという依頼が多いですね。もちろん完全にシミュレーションすることは難しい部分もありますが、ものを作ってから確認や改善をするより、開発費の削減や時間の短縮をすることができます。

日進月歩のVRは「昨日までの技術が今日はもう古い」ということが起こりうるので、私たちも情報収集は欠かせません。常にアンテナを張り、より多くの事柄をより正確に検証できないか、模索しています。また、シミュレーションを行うにはさまざまな「条件」を入力する必要があります。ここが現実と乖離していると、データ上と実際とで大きく異なる結果となってしまうため、いかに情報を吸い上げることができるかについても、常に意識してコミュニケーションを重ねています。

RECRUITING

DESIGN &
DEVELOPMENT
ENGINEER

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